外壁・屋根塗装で使う足場面積を計算する方法

安全な塗装工事作業や、近隣に迷惑をかけないように必要になるのが足場です。
このページでは塗装工事で使用する足場について紹介させていただきます。
足場面積を計算する方法

例:周囲4面=40m 高さ6mの場合
足場は基本的に外壁より0.5m程度離して組んで行きます。(軒や庇の出幅により変わる場合もあります)また、高さは通常1m足します。
因って足場面積は、自宅の外周+2m=42m×高さ7m=294㎡になります。
坪数ごとの足場面積
業者によって計測の方法や計算方法が違う場合があるので、面積に誤差(10㎡程度)が生じることがほとんどです。ただし、100㎡以上も違う場合は計算根拠の確認をお勧めします。
2階建て住宅で正方形の家の場合、高さ6m程度の足場面積を以下の表にまとめて見ました。住居の形状により表以外の数値が出る場合もあります。
坪(延べ床面積) 2階建て | 足場面積(㎡) |
---|---|
20坪 | 150~170㎡ |
25坪 | 170~185㎡ |
30坪 | 185~200㎡ |
35坪 | 200~215㎡ |
40坪 | 215~230㎡ |
45坪 | 230~245㎡ |
50坪 | 245~260㎡ |
住宅の塗装で使う足場の種類
単管足場
単管足場とは、鋼管製の単管パイプを、クランプと呼ばれる緊結部材を使用して組み立てる足場のことです。狭い場所でも組む事が可能で、組み立てが簡単、部材はホームセンターで購入可能です。
費用=㎡×600円~900円
単管ブラケット足場
上記の単管足場にブラケットと呼ばれる部材に足場板を敷きますので、単管足場に比べると安全で作業性は上がります。
費用=㎡×700円~1500円
クサビ(ピケ)足場
一定間隔に緊結部を備えた鋼管を支柱とし、手摺を支柱の緊結部にくさびで緊結するタイプの足場のことです。単管や単管ブラケット足場に比べて手摺の部材が豊富な為、入り組んだ建物でも簡易に組み立てる事が出来ます。
また、ハンマー1本で簡単に組み立てが出来ることが特徴で、国内初めてのくさび緊結式足場の商品名から「ビケ足場」とも呼ばれています。
費用=㎡×700円~1300円
まとめ
殆どの塗装工事では足場が必要です。業者に因り足場面積の出し方や足場の種類が異なる事がありますので、疑問点があれば見積時に確認される事をお勧めいたします。