外壁・屋根塗装の事前調査・現地調査はどのようなことをするか?

そろそろ外壁の塗装を考えないと・・・あの業者さんに見積お願いしてみようか等、お家の塗装を検討し始めて見積の依頼を行った後、我々事業者が一番最初に行う事が現地調査になります。
このページでは、現地調査はどのような事を行うのか?について紹介していきます。
事前調査・現地調査とは

建物も人間と同じで、年月を重ねるにつれ病気になったり怪我をしたりと、いろいろな部分が傷つき傷む事があります。そのため、診察を受けて計画的に治療することが大切です。
建物ではその診察に当たるのが「建物の健康チェック(事前調査・現地調査)」です。時間は建物の形状や劣化状態によって違ってきます。時には数日にわたる事もあります。
一般的な住宅の場合、費用は基本的に無料です。
事前調査・現地調査はどのようなことをするのか
外壁の劣化状況を確認

視診・打診・含水率の検査・50倍ズームカメラによる調査、赤外線カメラのよる浸入水の調査等を行います。
サイディングの場合は、直貼りの有無を中心に外壁の劣化状況の診断をしていきます。
屋根の劣化状況を確認

ドローンを使った屋根の劣化診断や、屋根材の種類を確認します。また、瓦やコロニアルの場合は割れの確認も併せて行います。
必要であれば梯子を使って直接確認いたします。
面積の算出

主に図面を使って面積算出ソフトによる面積の計算を行います。図面が無い場合は、現地で計測を行います。
面積の計算をもとに、必要な塗料数を計算していきますので注意が必要です。
立地の確認

日当たり(紫外線量)、海からの距離(塩害)、雨量、風当たり、隣接する建物の有無等を確認します。
特に南面は紫外線量が多いので、注意深く調査いたします。
事前調査・現地調査の重要性
建物の立地条件や形状、環境等により塗装条件は様々です。
各家庭にあった塗装仕様をご提案させていただくにあたって、事前に現地調査を行わせていただく事は重要です。
ドローンを使った現地調査について

ドローンを使った現地調査で一番の利点は安全性に優れている点です。
屋根の調査を主に行いますが、転落の危険が無く、ゆっくりと安心して調査を行う事が可能になります。
また、屋根の上を歩くことが無いので、瓦を踏み割ったりする恐れもありません。
まとめ
以上、事前調査、現地調査についてお話しさせて頂きました。
最適な塗装工事を行う上で、地味ではありますが、大変重要な役割を持っています。
また、良いご提案を行う事が出来るしっかりとした知識を持った業者の調査でなければ、高額の費用が台無しになってしまいます。良い出会いになる事を願っております。