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外壁・屋根にサビが出る原因と補修方法・費用

社長

外壁や屋根は常に紫外線や雨風にさらされているため、時間の経過とともに様々な劣化症状がみられるようになります。

サビの発生は美観を損なうだけでなく、建材の破損や建物の耐久性低下などを招く恐れがあり、大きな問題に発展しかねません。

今回はサビが発生する原因や発生しやすい場所、放置するリスクなどを解説していきます。また、修理方法や費用相場についてもご説明いたしますので、ぜひ参考にしてみてください。

外壁・屋根にサビが発生する原因

サビが発生する原因は、主に次のような理由が考えられます。

雨や結露などの水分

建物の金属部分に雨が当たり続けることでサビが発生し、外壁や屋根にもサビが広がっていきます。また、建物内部に結露が生じやすい場合、常に水分や湿気にさらされた状態となり、さらにサビが発生する可能性が高くなってしまいます。

その他にも、雨樋の詰まりやベランダの勾配不良などによって水はけが悪くなっていると、滞留した水分が原因でサビの発生を助長させてしまうケースもあります。

塩害や海風による影響

塩害や海風が原因でサビに発展する場合もあります。海の近くに建てられた建物は、潮風に含まれる塩分によってサビが進行しやすいため注意が必要です。

また、海沿いのエリアでなくても、風が強く潮風が届きやすい場所も外壁や屋根に塩分が付着しやすく、やはりサビが発生しやすい環境と言えます。

もらいサビ

もらいサビとは、サビが発生していない場所に、他の場所で発生したサビが移って生じるサビのことです。サビが雨と一緒に外壁に流れていったり、サビた部材や鉄粉が風で飛ばされて屋根に付着するともらいサビに発展します。

外壁や屋根のもらいサビの原因となるものは様々ですが、自転車やエアコンの室外機の周り、照明器具、ベランダの手すりなどが挙げられます。

手抜き工事

塗装工事をして1~3年以内にサビが発生した場合は、施工不良の可能性があります。例えば、下地処理に不備があったり、塗料の塗り回数が不足していた等です。

塗膜には防水性を向上させて建材を守る役割もあるため、正しい手順で塗装が行われていないと早期に防水機能が低下し、外壁や屋根が雨水の影響を受けやすくなってしまいます。そして、雨水が原因でサビが発生します。

サビを放置するリスク

外壁・屋根に発生したサビを放置していると、次のようなトラブルに繋がる恐れがあります。

建物の美観を損なう

サビは建物の美観を損なう大きな原因の一つで、全体的に古びた印象や暗いイメージになってしまいます。

美観の低下は資産価値の低下にも繋がるため、将来的に売却や貸家としの活用を検討している方にとってはマイナス要素が多いと言えるでしょう。また、マンションやアパートの場合は、入居率の低下にも関わってくるので定期的なメンテナンスが欠かせません。

雨漏りや腐食

サビが進行すると屋根や外壁の防水機能が低下し、雨漏りや建物内部の腐食を引き起こしてしまう可能性があります。

さらに雨漏りは、シロアリやカビの発生、耐久性の低下などの大きな問題に発展する危険性もあります。雨漏りや腐食は建物に多大なダメージを与えるため、早急な対処が必要です。

金属部の劣化進行や破損

サビが発生すると徐々に広範囲に症状が広がっていき、最終的に金属の強度が低下して脆くなったり、穴が開いてしまう場合があります。

穴あきや破損は建物の安全性に影響を及ぼしたり、雨の浸入に繋がる恐れがあるため、小さなサビだとしても油断はできません。

また、軽度なサビであれば部分修理で済みますが、劣化が悪化すると建材の張り替えや部材の交換などが必要となってくるケースもあるため、メンテナンス費用を抑えるためにも早期発見・修理が大切です。

サビが発生しやすい素材や部位

素材や部位によってサビが発生しやすい場所があります。これらを把握しておくことで、定期的なチェックも行いやすくなるでしょう。

金属製の屋根

屋根によく使用されるガルバリウム鋼板やトタンなどは、金属製の素材のためサビが起こりやすいです。

前者のガルバリウム鋼板は金属製の中でもサビが発生しにくいとされていますが、全くサビが発生しないわけではないので、こまめな塗装メンテナンスが欠かせません。

雨樋や板金部分

スチールなど金属製の雨樋や板金部分もサビが発生しやすいです。

最近は樹脂製の雨樋も増えてきていますが、雨樋のつなぎ目や劣化によって生じた凹凸部分などは雨が溜まりやすくなるため注意が必要です。

また、板金に関しても軒先や谷板金、屋根の頂部にある棟板金は雨の影響を受けやすい部分なので、サビも発生しやすい傾向にあります。

鉄骨造の建物

鉄骨造の建物の場合、内部構造が外壁材で覆われていたとしても、劣化や施工不良によって鉄骨部分が露出してしまうと雨が当たってサビが発生する可能性があります。

外壁内部からサビや腐食が広がると、建物の耐震性低下やメンテナンス費用の増加にも繋がるため、定期的に塗装をして防水性を高めることが重要です。

屋根と外壁の取り合い部分やサッシ周り

外壁と屋根の接合部やサッシ周りは構造上どうしても隙間ができてしまう部分のため、雨水が浸入しやすい場所となります。

隙間ができる部分には防水性を高めるために板金やシーリングが施されていますが、それらの劣化が進行していくと板金にサビがみられるようになったり、雨水が浸入して内部に使われている金属製の部材にサビが発生してしまいます。

サビが発生したときの補修方法と費用

部分補修

軽度なサビで外壁や屋根の機能が維持できている場合は、部分的な塗装でメンテナンスが可能です。また、サビが進行している場合でも、小規模であれば劣化している箇所の屋根材のみ差し替える方法で修理できるケースもあります。

塗装の際は、まずサビをヤスリなどで除去する「ケレン」と呼ばれる作業を行い、しっかりと汚れや粉塵などを洗い流してから防錆効果のある下塗り材を塗布し、中塗り・上塗りと塗装を進めていきます。

注意点としては、部分的な補修なので周囲との色ムラや劣化の差が目立ってしまったり、劣化状況の判断を誤って部分補修を行うとサビが再発するリスクがあるといった点が挙げられます。

費用はサビの程度や使用する塗料、施工方法などによって変動しますが、5万円~20万円程が相場です。高所作業になる場合は別途、足場代がかかります。

全体的な塗り替え

サビが広範囲に広がっていたり、ひび割れや色あせなどの他の劣化症状も現れている場合は、部分的ではなく全体的な塗り替えを行います。

部分的な塗装の際と同じく、ケレン作業でしっかりサビを除去し、汚れや古い塗膜を綺麗に洗い流すことが重要です。下地処理を怠ると、サビの再発や早期の塗膜の剥がれ・膨れなどに繋がってしまいます。

外壁・屋根塗装にかかる費用は劣化状況や使用する塗料などによって変動しますが、一般的な戸建て住宅で80万円~150万円が相場です。

改修工事

サビが深刻で、建材の大きな破損や腐食、下地の劣化などもみられる場合は塗装だけでは対処できないため、外壁・屋根のカバー工法や張り替えを行う必要があります。

カバー工法とは、既存の屋根材や外壁材を撤去せずに、上から新しい建材を被せる方法です。既存の建材を撤去する費用を抑えて、屋根・外壁のリフォームができます。ただし、下地にまで劣化が進行していたり、雨漏りが発生している場合などはカバー工法は行えません。

外壁の張り替え・屋根の葺き替えは、既存の外壁材や屋根材を全て撤去してから新しい建材を取り付ける方法です。下地から外壁・屋根全体を一新できるため、耐久性や防水性を向上させることが可能です。デメリットとしては、既存の建材を撤去する手間や費用がかかり、施工金額が高額になってしまう点が挙げられます。

改修工事にかかる費用は規模や使用する建材などによって異なりますが、屋根のカバー工法は80万円~150万円、葺き替えは100万円~200万円が相場です。外壁の場合はカバー工法が150万円~250万円、張り替えは170~300万円程かかります。

まとめ

外壁や屋根に発生するサビは、美観を損なうだけでなく、建物の耐久性や安全性を脅かす事態に繋がる可能性もあります。特に金属製の素材はサビが発生しやすく、放置している穴あきや雨漏りなどに発展する恐れもあるため、サビが進行する前に早めに対処することが重要です。

サビが発生した場合は部分的な塗装や張り替えなどで修理が可能ですが、劣化が深刻だと大規模な張り替え工事などが必要になるケースもあります。

早期発見・早期修理は修理費用を抑えられるメリットもありますので、大切なお家を守るためにも定期的な点検やメンテナンスを実施するようにしましょう。

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